むちうちとは
むちうちとは
むちうちとは首の筋肉や靭帯に損傷をうけた状態のことを言います。交通事故に遭い、病院で「むちうち」と診断されれば、正式な病名は「頚椎捻挫」という病名がつきます。「捻挫」は誰もが聞きなれた病名でしょう。1度や2度足首の捻挫はどなたも経験されていると思います。むちうちとは「首の捻挫」であり、、首の筋肉や靭帯の損傷を一般的に言えば、むちうち(むち打ち)です。
人の体は胸から下はまわりを肋骨で囲まれていますので、ある程度の衝撃はカバーできます。
しかし首は7つの椎骨上に5キロある頭がそのまま乗っかっています。体の中で首は一番不安定な部分であり、一番衝撃に弱い場所といえます。
むちうちとは外力で首の筋肉が前後や左右に大きく揺さぶられることで首周りの軟部組織が損傷を受けた状態です。この時に頚椎の歪み、関節の捻挫や筋肉、腱の損傷を伴うことがほとんどです。速いスピードでぶつけられた、相手が大型車だった、首が左右にゆさぶられた、こういうケースのほうが症状が重くなることが多いようです。
軽い事故の場合、受傷直後はあまり症状がでないことが多く、たいしたことはないと思っても、だんだんと症状が出てくることがあるので注意が必要です。1ヶ月ぐらいは症状が出ないか経過を観察したほうが安心です。初期の段階できちんと治療しておけばあとあとに問題を残しません。
大きな事故や転倒などで体全体に衝撃を受けた場合は骨盤や腰椎から歪んでしまいますので、土台である骨盤や腰椎から治療を始めなければなりません。むちうちの症状だからといってむちうちの治療だけをしていてもなかなかよくなりません。
骨盤や腰のバランスをとりながら、その上に乗っかっている背中、肩、首をというように土台部分から治療を進めるのが基本です。
普通に生活していても普段の生活習慣や体の偏った使い方から背骨というのは多かれ少なかれ歪んでいきます。全く歪みがない人のほうが少ないでしょう。歪みにも歪み具合といいますか、程度の問題があり、許容内であればあまり症状はでません。これが許容範囲を超えてくるといろいろな症状が出てきます。交通事故での衝撃はいきなり許容外の歪みを作ってしまうことと言えるでしょう。
治療やリハビリを続けてもなかなかよくならない時は、体の骨格のバランスや歪みがないか、筋肉の過緊張でどこか見逃されているところはないかなどより細かい視点から治療を考えなおさなければなりません。
むちうちの治療は事故後3ヶ月が勝負
むちうち(むち打ち)の症状
むちうちの症状と随伴症状
大きい事故は直後や翌日からなど比較的早く症状が現れますが、軽い事故だとしばらしくてからということもよくあることです。大丈夫と思っても最低1ヶ月は様子をみてください。
むちうちの症状は、多くの方が訴える、肩のこりや痛み、首のこりや痛み、背中のはりや痛みなどの共通症状と、2次的に現れる頭痛、めまい、吐き気などの随伴症状とに分類できます。2次的な症状は誰にでも出る症状ではありません。
事故直後すぐに治療をしないでしばらく様子をみたほうがいいということを聞かれた方もいらっしゃるかもしれません。確かに事故直後は打身などの痛みもありますし、症状もまだ安定していないため、治療する側からしますと、より慎重に患者様の症状を見極めながら治療を進める必要があります。やや手探りで治療をしなければなりません。
しかしだからと言って、つらい状態をがまんすると、随伴症状(2次的症状)が出やすくなる傾向があります。
受傷直後の治療は局所よりなるべく遠隔から始める、電気療法をうまく使っていくなどに注意すれば、事故直後から治療を始めたほうがいいと思います。
むちうちの症状
・肩や首筋のこり、こわばり感や痛み・痛みで首が回らない
・背中の痛みなど
むちうちから起きる随伴症状(2次的症状)
・腕の痛みやしびれ・頭痛
・頭重感(頭がボーッとして重い)
・吐き気
・めまい
・不眠
・耳鳴り
・物が二重に見える
・目のかすみ
・握力の低下など
これらの症状が複数あるのが一般的
[自転車での事故]
自転車・バイク⇔車の事故は車体に守られていないため、事故によっては自動車同時の事故よりもはるかに重いものになります。骨折、捻挫、打撲の複数箇所にわたる怪我が多いです。検査ではわからないむちうち
検査では異常がないと言われる、症状は以前残っているのにわかってもらえないという患者さんは実に多くいらっしゃいます。なかには保険金目当てという人もいることが話を難しくしますが、大多数は「お金が欲しいわけではない、もとの体の状態に戻して欲しい」と願う善良な方ばかりで、これは被害者の立場からすればあたりまえの話です。
ではなぜ検査ではわからないのでしょう。それは、むちうちは首の筋肉や腱などの軟部組織の損傷、関節の捻挫などに不調の原因があり、レントゲンやMRIでは写らないことによります。ひどい肩こりを訴えてレントゲンを撮ったとしても異常が見つからないのと似ています。
骨折や腱の断裂などをしていればレントゲンやMRIなどの画像診断でわかるのですが、あきらかな異常は画像上はみられないことが普通です。これらはいくら検査してもわかりませんので、「異常なし」と言われてしまったり、症状や痛みを訴えてもあまり相手にしてもらえないという不満を多くの被害者はお持ちです。
しかし、事故前はなんでもなかったものが、事故後は具合が悪いわけですから画像上は異常はなくてもどこかに不具合の原因はあるはずです。
このように患者さんが訴える症状が他覚的所見として証明できないことが多いのがむちうちであり、このことが被害者に不利益をもたらすことも少なからずあります。
むちうちは検査でわからないものが多い
どこで治療を受けるか
筋肉・靭帯・構造医学がむちうち治療のポイント
受傷直後は整形外科を受診、通院されると思いますが、しばらく様子をみてもあまりよくならない、改善を実感できない場合は早めに次の手を考えなければなりません。なぜなら自賠責保険での治療は、事故後、6ヶ月ぐらい経過すると保険会社から「そろそろどうですか・・」と治療の打ち切りを示唆されます。それまでに治っていれば何の問題もありませんが、症状がとれていなのに打ち切りでは二重の被害になりかねません。慰謝料でという考えもあるでしょうが、その後の通院で費用がかさみ、どんどん目減りしていく、最悪、自腹で治療を続けなけらばならないということにでもなれば、慰謝料の意味がありません。
もし、現在の治療に疑問を感じたら、早めに他の治療院や治療法を検討する、症状固定(6ヶ月ぐらい経過後、これ以上治療しても改善しそうもないという状況のこと)と言われる前に徹底的に治してしまうことが大切です。
しかし、他の治療院、治療方法をあたるといってもこれは並大抵のことではありません。どこかあてがある場合は別として、初めて事故に遭われた方にとって、どこの治療院がいいのか、どんな治療法がいいのか、どうすれば治るのかは見当もつかないことだと思います。
当院では治療内容や効果を確かめて頂く為に、以下の条件にあてはまる場合、治療費はかかりません。
事故後、まだ日が浅い
自賠責保険を使って治療を受けている
上記の条件にあてはまる方は試しに治療を受けることが可能です。実際に治療を受けていただいて、納得されたら転医を検討されたらいいと思います。
その後の当院での治療費も自賠責保険から支払われますので、自己負担はありません。
試しに治療を受けてみることができます
むちうち(むち打ち)の治療
当院の治療は、体のバランスをとってあげること、筋肉の異常な緊張を緩めてあげることに最も重点を置いています。検査では異常がないわけですから検査には出ないところ、触診しないとわかないところに原因をさがします。問題であろうところを見つけ、体の構造的な歪みを正しながら筋肉の異常緊張をとっていくことが治療の基本です。
筋肉と骨格はお互い相関関係にあります。筋肉の緊張は骨を引っ張るため構造的な歪みを発生させます。構造的な歪みが続くと、それはさらなる筋肉の緊張を引き起こします。筋・骨格両面からの治療は欠かせません。
むちうちには筋・骨格系に対しての治療が必要
検査で異常がないのにどう治すのか?
現代医学の進歩には目覚しいものがありますが、ことに筋骨格系を原因とした症状には有効な治療法はありません。治らないと転医されてきた患者さんのお話を伺うと、ほぼ100%、鎮痛剤、シップ、超音波、干渉波などの物理療法、牽引などです。画像診断、機械での治療などに頼りすぎている、触診が不足しているのが現状だと思います。
しかし、画像上異常がないのに物理療法、牽引などでいったいどこを治すのでしょうか?ここがおかしいから症状が残っている、だからそこを治していくと考えるのが普通であって漠然と治療していては本来治るべきものも治りません。
むちうちの治療にはまず患者さんの体に触ってみる、レントゲンなどにはわかならい筋肉や腱、骨組みなどに原因を探しみるとういうのが本道だと信じます。
検査で異常がなくても実際に触ってみるとここがつらいのだろうなというのは熟練した施術者であれば必ずわかります。仮に触診されていてどうもピントがはずれている、痛い場所、つらい場所がわかってもらえていないのでは?と感じさせるようであれば、それは手技の治療家としては失格です。
手技の治療家は、手で触って問題部分がわかるからこそ治療できるわけで、患者さんの痛みの場所、つらい場所が触ってわかるのが大前提です。おおざっぱにしかわかならい、細かいところまでわかるそれが技量の差です。上手なところで治療を受ければ治るし、下手なところではいつまでたっても治らない。手技療法で気をつけなければならないのは、いい治療家を選択するということであり、そこが一番難しいところでもあります。
いい治療院探しが大切です
どんな治療か?
極めてソフトな治療法です
当院での治療は筋肉、骨格の両面から問題点を探し、その両面から正常な状態に戻してあげるのが治療の基本です。むちうちには鍼はとてもよく効きます。筋肉や自立神経系への働きかけには鍼がとても有効ですし、骨格的な問題にはカイロ、整体、躁体法などの手技が優れています。
優れていても希望しない患者さんもいらっしゃいますので、はりは希望者のみに、骨格的な問題にはカイロ、整体、躁体法などを取り入れ治療していきます。ボキッをされるのではと心配される方もいらっしゃいますので、ボキッとしない極めてソフトな治療法を取り入れています。
体を軽くゆすったり、軽く引っ張ったり、アクチベータというばね器具などで治療です。痛みがなく、違和感なく、安心して受診していただくことを第一に考えて治療しています。
安心してかかれるが当院のモットー
むちうち(むち打ち)の治療費
むちうち(むち打ち)の治療費
治療費はすべて自賠責保険から支払われます。自己負担はありませんので、安心して通院できます。病院に通いながらの治療も可能です。むちうち治療の自己負担はありません
むちうち治療のお手続き
むちうち治療のお手続きは、難しくありません。お手続きに際しての必要な書類等もありません。まず当院までお電話ください。当院と保険会社間で手続きを進めます。まずは当院にお電話ください
当院と保険会社間で手続きをいたします